自分の将来と就活のこと

ブログを再開しました。(以前の記事は消しました)

そもそも自分はブログを書く習慣がないのですが、何か思いついたら書くぐらいの気持ちで今後やって行こうかなと思ってます。今回記事を書くに至ったのは、今が人生の節目であると実感しており今の思考をどこかに記録として残しておこうと思ったからです。

 

終身雇用が一般的でなくなりつつある今でも、ファーストキャリアは重要であると考えていて、毎日毎日将来について考えてます。幸い、コロナ禍の中なんとかいくつかの企業から内定をもらえたのですが、かえって選択肢が多くてどうすれば良いのかわからない状態にもなっています。今現在、外資ITのプリセールス、国内事業会社の機械学習エンジニア、外資のデジタルコンサルのおおよそ3つで悩んでいます。

 

自分は電気・情報系の学科出身で、それなりにプログラミングを経験したり機械学習・データサイエンスあたりを扱うインターンにいくつか行ったりしていました。これらの経験を生かしてデータサイエンティストや機械学習エンジニアになる道が一番に思いついたのですが、2つほど懸念点がありました。1つは、今がAIバブルであって、AIの社会適用みたいなものが各地で謳われていますが、実際本当に機械学習は必要なのか?と言う点。もう1つが、データから帰納的に知見を得る過程こそ自動化しやすいのでは?と言う点です。前者は、インターン中にも肌で実感していました。「サービスの質の向上の為に本当になっているのか?いや機械学習が使いたくて機械学習を使ってないか?」と*1。 一番優先すべきはサービスの質を向上させることや既存の問題を解決することですよね。後者については、既にAutoMLが一定のタスクにおいてかなり成果を上げていることからも想像できると思います。これらのことを考えると、AIバブルでかなり人口の増えつつある機械学習エンジニアの需要が今後落ち着いていくのはかなりあり得る話だと思っています。

 

こうした経験から、ビジネス的な観点から問題解決を行うコンサル職や、クラウドサービスの導入を支援するプリセールス職の方が良いのではないか、と考えてこれらの職の選考にも応募しました。(この中にいわゆるフロントエンドやインフラのエンジニアがない理由として、自分がそうした実務経験をほとんど持っておらずその世界で強く生きていけない気がしたからです。) こうした仕事では幅広い業種の顧客と接することになるので、世の中のことについて比較的無知な自分の視野が広がったら良いなとも思っています。

 

ただ、最終的な結論はまだ決められていません。技術(というか開発)から離れてしまうのもなんとなく悲しいという感情的な部分もある一方で、コロナもあって余計に世の中の需要を予測して仕事を選ぶことも重要になってくると思っています。自分は楽しく生きていたいだけなんですがね。。何はともあれ、近いうちにどこ行くか決めなくてはいけません。よくよく考えて、一度その道に行くと決めたらその道で精一杯やっていこうと思ってます。

 

* 追記(2020/08)

最終的にプリセールスにしました。開発が愛おしくなって数年で転職するかもしれないですが、この選択に後悔はないです。

 

 

*1:Googleの社員による機械学習利用のためのtipsとして"Don’t be afraid to launch a product without machine learning."というものがあったりします。http://martin.zinkevich.org/rules_of_ml/rules_of_ml.pdf